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先代のルイ13世時代に僅かながら基礎部分が作られたヴェルサイユ宮殿。その長男ルイ14世が、当時の大蔵卿ニコラ・フーケの建てたヴォー・ル・ヴィコント城に嫉妬して増改築を開始した（フーケがルイ14世の愛人に手を出したからという説も！）とされています。その内部は大小2000もの部屋からなり、その一つ一つにエピソードが隠されています。そうそう、ここには、あのナポレオンの宮廷画家ダヴィッドが手がけた有名なナポレオンの戴冠式の巨大画があります。え、ルーヴルでも見た？そう、この大作は、実は２枚あるんです。でも、どちらも本物であり、別々の作品なんですね。なぜって？まったく同じようで、ちょっと違いがあるんですよ。答えはガイドに聞いてみてください。このヴェルサイユ宮殿、本殿そのものよりも、その背後に広がる庭園が巨大なんです。その大きさたるや、東京ドーム約174個分。でも、頑張って30分程歩くと（有料のトロッコもあります）と、あの有名な離宮プティ・トリアノンがあるんです。他にもルイ14世が愛人のために建立し、その後ナポレオンが前妻ジョゼフィーヌとの逢瀬に利用したグラン・トリアノン、マリー・アントワネットがその歌声を披露した小劇場など、見どころ満載ですよ。それと最後に、ほとんど知られていませんが、ヴェルサイユ宮殿には馬車の博物館もあります。ブルボン家最後の王シャルル10世が戴冠式に使った豪華絢爛の馬車をはじめ、貴重なお宝が揃っていますよ。さあ、パリから南西に20キロ、フランス黄金時代へとタイムスリップです。 ※別途お一人様入場料20ユーロがかかります（音楽噴水ショー開催時は27ユーロ）。18歳未満の方は無料となります（要パスポート）。ヴェルサイユ宮殿では、無料の方も含めて人数分の事前予約が必須となっております。ご指定の日時をお決め頂ければ、ガイドが人数分を予約致します。 ・09:00 ～14:30くらいまで、 お好みの時間に合わせて、ヴェルサイユ宮殿正門前に集合。 ・ヴェルサイユ宮殿の開館時間は9時から18時30分（離宮は12時開館）ですが、ガイド付きでの入場の場合、入場時間に制限があり、コロナ危機以降さらに厳格化されました。 ヴェルサイユ宮殿本殿への入場　月曜を除く毎日11h, 11h50, 13h30 、15h トリアノン離宮への入場 : 月曜を除く毎日13h, 14h 、15h ・ヴェルサイユ宮殿では、毎月第１日曜は入場が無料でしたが、現在のところ無料措置は停止されています。なお、入場無料措置実施中は有料のガイド行為は禁止されており、ガイドービスのご提供ができません。

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